2006年08月28日

岐阜裏金4億1,000万円の行方

岐阜県民だけでなく日本全国の一般の方々が怒りを覚えた岐阜の裏金作りについて、事件の概要が公表されているので、要約を紹介

(1)1994年情報公開条例施行以前の不適正な経理による資金(裏金作り)

・1994年以前は、全ての部署で不正経理による裏金作りを実施
・不適正な経理の手法は、旅費・消耗品・燃料費・食料費、日々雇用職員給与など
・1994年(平成6年)の裏金4億3,000万円

(2)1995年から1997年の状況

・情報公開条例施行により裏金作りを止めるよう口頭での指示
・過去に作った裏金の処理方法の支持はなし
・少なくとも1998年現在の裏金の現在高4億1,000万円

(3)資金が岐阜県職員組合へ集約されてからの状況(1998年から現在)

・岐阜県職員組合へ集約されたもの:2億1,100万円
・岐阜県職員組合へ集約されなかったもの1億9,900万円

(4)集約された資金(岐阜県職員組合の口座上の額)2億5,600万円の状況
(上記の2億1,100万円に教育委員会分約2,900万円などを合わせたもの)

・岐阜県職員組合による費消:約1億1,100万円
・現在高:1億4,600万円 

以上が調査報告の概要です。
詳細は岐阜県の不適正資金調査報告書を参照して下さい。

少なくとも以下の処罰等が実施されるよう切に思う。
・責任の所在の明確化(責任者の特定化)
・再発防止策の策定
・現在残っている裏金の住民サービスへの還元
・費消した裏金分を職員報酬から県の歳入へ繰入
・その他明るみにでていない違法行為がないかの徹底調査
梶原前県知事及び森元恒雄現参議院議員(前副知事)の関与の徹底調査

今回の事件で行政への信頼は失墜したに等しく、信頼を回復するにはより一層の努力が必要であろう。
少なくとも情報公開の徹底は大原則であり、さらに広範で詳細な情報公開を行なうよう義務づける法律に改正すべきだといえる。
またこれは、岐阜県だけでなく全国の自治体だけの問題ではない可能性が十分あるので、全ての自治体で調査すべきであろう。
自治体の自省のみにまかせていても徹底されない可能性もあるので、中央政府からも裏金の実態調査について強制的に調査させるよう指示を徹底すべきであろう!

これからは、市民がしっかりと行政と政治家を監視しなくてはいけないであろうし、また民主主義を機能させるには、市民が税金の使い方を知り・考え・決める仕組みが必要であることを改めて認識した事件である。
ラベル:岐阜県庁裏金
posted by 税金知郎 at 22:44| Comment(4) | TrackBack(2) | 納税者の権利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さらば小泉グッバイ・ゾンビーズ〜おすすめの本その6

タイトル:さらば小泉 グッバイ・ゾンビーズ
著者:ベンジャミン・フルフォード

それにしてもこのタイトルは衝撃てきですね。
『フォーブス』記者で最近TVに登場することもあるベンジャミン・フルフォード(古歩道ベンジャミン)氏の著作。

小泉改革のデタラメを中心に、日本の実態を暴き、デタラメな改革を止めるためのメッセージで綴じられています。

簡単にいうと今の日本を支配しているのは、政治家・官僚・業界・ヤクザそしてアメリカという事。
要するに彼らの支配から逃れなければ、一般の市民は幸せになれないという事だ!

現在の状況を第二次世界大戦時の日本ともダブらせたり、導入の小泉総理の退陣のメッセージ(もちろんフィクション)は、読者の気をひく内容になっています。
また鈴木宗男糸山英太郎のインタビューなども必読です。

何も知らない人が読むとデタラメと思うかも知れませんが、不良債権の処理、バブル崩壊後の莫大な公共投資、大きな政府から小さな政府へなどこれら一連の政策を実行した事で、誰が一番得をしたのかを考えれば、納得です。

あなたは一生、政治家・官僚・業界・ヤクザそしてアメリカの奴隷でいたいですか?それとも自由を掴みたいですか?
これが、著者の読者に対する問いかけであり、一般市民の行動を促すメッセージだと思います。

目次
1.最後の1年
2.訪れた転機
3.本当の日本
4.大きな政府
5.地獄への案内人
6.横田幕府
7.再生への道


小泉総理や竹中大臣をわけもわからず支持している人にはぜひとも読んでほしい本です。マスコミの情報だけではこの国の実態はわかりません。
マスコミが正しいのか?本著が正しいのか?読者に任せるしかありませんが、とにかく読んでほしい一冊です。
posted by 税金知郎 at 04:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

総工費1兆5,660億円の北陸新幹線は必要か?

さて私の故郷石川県金沢市のネタである北陸新幹線についての一言。

北陸新幹線概要は下記
区間:長野〜金沢までは現在までに着工済み(完成ではない)金沢〜福井間は未着工
総工費:1兆5,660億円(長野〜金沢間)2005年度までの累計予算5,460億円
距離:238km(長野〜金沢間)
開業予定:2014年

2006年から2014年までの10年間に年間平均約1,131億円総額1兆円を投じて建設することになります。

8月26日に富山県で開催された自民党のブロック大会でもこの話題にふれていました。
詳細はこちらを参照

安倍・谷垣・麻生3氏ともに北陸新幹線の必要性について言及しています。

しかしながら本当に必要なのでしょうか?
まず東京まで東京からのアクセスとして現在石川・富山には空港が3つもあります。
富山空港:東京〜富山計6便、富山〜東京計6便
小松空港:東京〜小松計11便、小松〜東京計11便
能登空港:東京〜能登計2便、能登〜東京計2便

これだけのアクセスを確保しているのにも係わらず、新幹線を作るには、空港の利用者を減らさずに、新幹線の利用者を増やす必要があるのではないでしょうか?

果たして上記を満たす事が出来るのでしょうか?

必要性については、富山県北陸新幹線対策連絡協議会のページに触れているので参照して下さい。

来年には統一地方選もあるので北陸新幹線の問題が争点になるような動きをつくれないかと一計企画しようと考えています。

地方も国も借金で火の車、次世代に負担を増やさない事を前提に、税金の使い方を決めならなければいけない時期にもうきています。

それを実現するには、判断材料を一般市民に与える事が、最低限必要であり、さらに税金の使い方を選択する選挙にしなくてはならないと私は考えています。

北陸新幹線の整備を今のように議論もないまま進めるのは、非常に問題があるので、今後もこの問題についてふれていきます。
posted by 税金知郎 at 02:48| Comment(2) | TrackBack(1) | 納税者の権利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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