新潟市のJR新潟駅南口駐車場の運営委託を行なっているセコムの子会社「セコム上信越」の子会社「セコムジャスティック上信越」が不正経理による過少申告をし、98年から2004年6月までに7億2,800万円もの金額を懐に収めていた事になる。
詳細は下記参照
http://www.city.niigata.niigata.jp/info/youtai/ekisyu.htm
セコムといえば安心・安全を守る企業であるのに、市民の税金を騙し取るとはいかなる事であろうか?
さらにセコム上信越は5月にも課長がセキュリティ知識を悪用して図書カード215枚を盗難し逮捕される事件を犯したばかりである。
本当にセコムにセキュリティを任せて大丈夫なのか?会社の人材教育体制を疑わざるおえない。
新潟日報等で7月20日に事件についてのニュースが流れていたが、セコム上信越がweb上で謝罪を発表したのが7月28日。あまりにも遅い対応だと思いませんか?
しかもセコム本社からの謝罪等の発表は一切ありません。
また処罰は、同駐車場の管理や市役所警備など8件の委託契約を解除し、同日からセコム上信越を指名停止6カ月、セコムジャスティック上信越を同12カ月とする行政処分を通知したとあるが、はっきりいって甘すぎると思われる。厳罰に処すべきであろう。
この問題で浮き彫りになったのは、安易な民営化は問題だという事。
やはり会計のチェックは厳しく行なうのが鉄則であり、少なくとも自治体から会計士を派遣しチェックをさせるべきだといえる。
全国にも同じように市が所有する駐車場を民間企業が管理運営しているケースも少なくないであろうから、他の自治体も早急にチェックすべきであろうし、会計士は自治体から派遣すべきだろう。